コカ・コーラ

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先週の金曜日、夫婦でワインを飲みながら「いいよね~お酒って・・・気分が上がるよね~」なんて話していたら、仕事から帰ったばかりの娘1号が、「私はコーラで…買ってきたから。私はこれで気分が上がるんだよね(^-^)v」と、とても嬉しそうに晩ご飯に加わった。

「コーラと言えば、子供の頃、コカ・コーラの工場にプールがあって、そこでタダで泳げて、クーラーボックスに入ったコカ・コーラを飲ませてもらったんだ。」と夫が話し出した。
私は初耳だったので、「えっ!清水の家の近くにコカ・コーラの工場があったの?すごいね。そんないいところがあったなんて・・・
今もあるのかな?調べてみて?」と言ったら、早速夫がスマホで🔍️

「今もあるよ。静岡工場」
そんなにコーラが好きなら、コカ・コーラの工場で働けばいいんじゃない?」なんて冗談半分に娘に言ったら、笑ってました。("⌒∇⌒")
私は、「コカ・コーラは、1つのヤカンとメモから始まったんだよ。今読んでる思考は現実化するに書いてあるよ。」と言う話も付け加えました。

ナポレオン・ヒル「思考は現実化する」
第6章 脳の中に浮かぶ森羅万象を活用せよ
魔法のヤカンよりなが~い引用
1887年のこと、ジョージア州に住む年老いた薬剤師(医者を兼ねていたジョン・ペンパートンが、馬車でアトランタの町へやってきた。彼は馬車を停めると、裏口から薬局にこっそりと入っていった。そして居合わせた店員と1時間以上カウンターの陰で小声で話し合っていた。話し終わると、薬剤師は立ち上がって馬車に戻った。そして古びたヤカンと大きな木のパドル(かきまわし棒)を取って再び店に入り、その二つの品を店員に渡した。
店員はそのヤカンを克明に調べてから、ポケットから札束を取り出して薬剤師に手渡した。札束は1750ドルで、そのとき36歳になる店員の全財産だった。
それから薬剤師は、ある秘密の公式を書いたメモを店員に渡した。そのメモに書かれた公式は、「王様の身代金」にも匹敵するほどの価値のあるものだったが、この薬剤師にとっては何の意味もなかった。その公式はヤカンの水を沸かすのに必要なものだったわけだが、薬剤師も店員もその沸かしたヤカンの湯から、どれほど巨大な富が生みだされるのか、そのときは見当もつかなかった。
年老いた薬剤師は、古びたヤカンと棒とメモが、1750ドルで、売れたことに大喜びだった。店員は店員で、貯金のすべてをはたいたことで大きな賭けをしたことになる。しかしそのときはまさかこの古びたヤカンが、伝説上のアラジンのラップにも及びもつかないほどの、黄金を生んでくれようとは夢にも思わなかった。
店員が買ったのはひとつのアイディアだったのだ!
古いヤカンと木の棒、それにメモは偶然の組み合わせにすぎないものだった。そのヤカンが不思議な力を発揮し始めたのは、店員がある秘密の要素を混ぜ合わせたことからであった。その秘密の要素は薬剤師でさえも考えつかなかったものだ。
そのヤカンから黄金をあふれさせたもの、つまり店員が混ぜた秘密の要素とはいったい何だったのか、おわかりになるだろうか?

そこで、このアイディアが生み出した、そこいらの小説よりもおもしろい事実を紹介することにしよう。 まずこのアイディアがどれほどの富をもたらしたかについて見てみることにしよう。このヤカンの中身を売ることによってこのアイディアはそこで働く世界中の何百万人もの人々に莫大な給料を支払い続けている。
またこのヤカンの中身は莫大な量の砂糖を消費している。そのためサトウキビの栽培や砂糖の精製、販売に携わっている大勢の人々にも仕事をもたらすことになった。またこのヤカンは年間何億本ものガラスびんを使っている。そのためガラス加工に従事している人々の雇用を確保していることになる。
それだけではない。この古いヤカンは多くの店員、タイピストを雇い、コピーライタ
ーに仕事を提供し、これを美しい絵に仕上げたアーチストに名誉と富をもたらした。
この古いヤカンのおかげでジョージア州アトランタは南部随一のビジネス都市に発展したし、この町は直接、間接に大きな恩恵を受けているのである。
このアイディアによって、世界中の文明都市に利益がもたらされ、関係する人々に
絶え間なく黄金を与え続けている。さらにまた、ヤカンからあふれでる黄金によって南部一の大学が開設され、 毎年何千人もの若者がそこで成功のための訓練を受けることができるようになった。
~~~~~ヤカンを買った若い店員、アサ・キャンドラー(1851~1939)があのメモに書かれていた公式どおりに混ぜ合わせたのは「想像力」だったということだ。

成功哲学は想像力!
こんなに長い引用でいいのかどうかはわかりませんが、リアルによい想像をしてみてはどうでしょうか☆