映画📽️「ホテル・ムンバイ」を観てきました

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お盆に「天気の子」を観た帰りに、次にみたい映画のリーフレットを持って帰りました。
なぜこの映画を観たいのかわかりませんが、気になるのは確かでした。

これは2008年11月26日の夜から29日の朝にインドのムンバイ(旧ボンベイ)で実際に起きたイスラム武装勢力による同時多発テロ
非道、無差別、銃乱射、爆破…決して神の名において起きるはずのないマインドコントロールされた若者達を殺人と破壊に駆り立てた首謀者…映画では「電話の声」てしか登場しないが、未だに不明のままだと言う。

恐怖と不信、戸惑いや愛情…様々な感情が交差する。

極限の状況の中で、誰がどんな行動をとるのか?とれるのか…
ここではレストランで働くシーク教徒の給仕で、幼い娘と身重の妻をもち、あやうくその日、家に追い返されそうになった人物。
そしてレストランの料理長が中心になって宿泊客の避難誘導を図る。

テロリスト達の行為は容赦がなく、次々に射殺し続ける。特に赤ん坊を抱えて、身を潜め隠れなければならないベビーシッターの…震えや恐れが見ていて真に迫る。
赤ちゃんが泣いたら一貫の終わり…

セレブを迎えるホテル側の大変な気のつかいようや対応ぶりが、事件の前の日常として、特別感をきわだたせている。
だが、犯人達はそのセレブを特に標的にしている。

事件の最中、セレブの女性が実の母親に電話をする。「祈ってるわ」と言う母の言葉に、「祈りが何になるの⁉️」と吐き捨てる。
…だが、彼女はその「祈り」に救われる。
私はこのシーンで静かに泣いてしまいました。
もしあなたがこんな現場に居合わせたなら・・・

【公式】『ホテル・ムンバイ』9.27(金)公開 /本予告


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「ホテル・ムンバイ」女性にも見ていただきたい映画だと思いました。