シェアハウス

 何年か前に友人の娘さんが新宿で一人暮らしをしていた。

「娘はシェアハウスに住んでるの」と友人が言っていた。どのくらいの期間だったのかは忘れてしまったが、どんなところなのか気になっていた。

 

そんな折、今年の5月から娘2号が「住みたい街ランキング 2018」の10位にランクインしている浦和のシェアハウスで3か月暮らすことになった。

  住みたい街ランキング 2018

 https://www.nippon.com/ja/features/h00192/

 

3階建てのシェアハウスは、共用スペースが1階入り口すぐで、ゆったりソファーでくつろげるリビングがあり、娘が部屋を見に行ったときは、学生風の男の子が一人テレビを見ていたらしい。

 

キッチンには、流し台が3っつもあり、電子レンジや冷蔵庫、お鍋や食器がたくさんあり、炊飯器も3台あったので、多めにご飯を炊いて残りは冷凍しておき、お弁当を作るのも楽だったそうだ。

 

娘の部屋は3階で、女性4人で一つのユニット。

3階には確か3ユニットあった。

あいにく一番狭い部屋しか空いていなくてそこに住んだ。

お風呂・トイレ・洗濯乾燥機・・・4人で使う訳なので誰かが使っていると当然使えない! ま~普通の家庭でも同じだけれど・・・

1階にキッチンがあるので、忘れ物をすると当然ながら何度か階段の上り下りをしたとか・・・

「でも、そうやって不便を感じながら要領よくいろんなことができるようになるんじゃないの。きっと仕事にも役に立つわよ!!」と私は言い、娘も納得していた。

 

3ヶ月と言ったけれど、実際には2ヶ月暮らし、荷物は置いたまま、箱根の老舗旅館で1ヶ月のリゾートアルバイトをした。

 

浦和のシェアハウスよりも広い寮の部屋で、お風呂は温泉、電気・水道・ガス代タダ! 仕事の日はバランスのよい食事付きだったと言う。

今まであまり食べられなかった魚料理も食べるようにしたら、「これがとっても美味しいんだよね~」という。「そうか、そうかそれはよかった。実は好き嫌いが多いから心配していたんだ。流石に料理人さんが作るのは美味しいだろうね。まあ、私の料理の腕があんまりよくないのも認めるけどね(*^▽^*)

 

箱根での仕事は思った通り忙しかったらしい。

客室のお花を飾ったり、お食事を出したり。順番や向きや献立の読み方を教わったり、社員さんは和服、娘たちは簡単な上下の和服仕立ての制服で接客するが、とにかく外人さんが多かったらしい。女将さんや社員さんたちも英語を使って普通に話している。

まだまだいろいろ経験をした。

 

そして休みの日には、前の職場の同僚たちや娘1号と箱根観光を楽しんだ。

芦ノ湖箱根神社大涌谷、バスを使って御殿場のアウトレットや三島のスカイウォークと、よく遊びよく働いた。

 

私は三島のスカイウォークは知らなかったので、吊り橋は若干苦手な気もするが、一度は行ってみたいと思った。

http://mishima-skywalk.jp/

 

そして予定の勤務を終えシェアハウスに戻った。

同じシェアハウスの人たちはまじめな人たちが多くて、きちんと働いてるみたいだという。みんなに会うわけではなく、たまたまキッチンで会ったりすれ違ったときに話す程度で、10代後半から30代ぐらいの年齢層みたいだという。

 

 

 

それから娘は元居た会社に戻ることになり、マンションに引っ越し新しい生活を始めている☆