埼玉会館リニューアルオープン・・・アフタヌーンコンサートに行ってきました。♬
約18ヶ月間の改修を経て、重厚な姿を変えることなく、快適空間に生まれ変わりました。大正15年に創設された埼玉会館は、日比谷公会堂(昭和4年)よりも早く建設された日本の公共ホールの先駆け。昭和41年に現在の埼玉会館に建て替えられました。
手がけたのはル・コルビュジェに学び、日本の近代建築をリードした前川國男。館内に前川氏オリジナルデザインの家具も・・・(リビングさいたま 2017年3月31日)より
大谷康子&東京交響楽団室内合奏団による、オープン初日の華やかなコンサートでした。
大谷さんの軽快なおしゃべりと、心地よい弦の調べによるハーモニーは、昼下がりの脳細胞を穏やかに包み、軽い眠気を誘いました。
曲目は、
モーツァルト:《アイネ・クライネ・ナハトムジーク》kv525より第1楽章
エルガー:愛の挨拶 作品12
クライスラー:愛の喜び
クライスラー:美しきロスマリン 作品55-4
アラール:《椿姫ファンタジー》より〈乾杯の歌〉
チャイコフスキー《弦楽セレナード ハ短調》 作品48より 第1楽章
あっというまに前半が終わり、20分間の休憩
前半真っ赤なドレスで登場の大谷さん、後半は真っ白に金のリボンの装いで登場!
「お祝いなので紅白にしたのですが、本当は水引もつけたかった」などと、お茶目な笑顔で話されてました。
後半の曲目は、
ヴィヴァルディ:《調和の霊感》より 第8番 第1楽章
ヴィヴァルディ:《調和の霊感》より 第10番 第1楽章
ヤング:80日間世界一周
マルシッチ:ファッシネーション(魅惑のワルツ)
ロドリゲス:ラ・クンパルシータ
ビジョルド:エル・チョクロ
あまりなじみのない曲が続き、耳が離せません。
中でもハルヴォルセンのヴァィオリンとチェロの二重奏が気に入りました。
もう一度聴けたらいいなと思いました。